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絶えずうごいている星が 旅の途中でほかの星とぶつかる 自らの軌道をすすんでいくなかで 否応無しに他の星と出会ってしまうことは 運命かもしれないけど奇跡でもある 衝突して砕けたり溶けたり合体したり しばし一緒に旅をしたりして またそれぞれの軌道にのってうごきはじめる べつの道をゆく相手の星の 旅の無事と幸せを願う たしかに出会った手応えが体にのこる あの星はきれいだったなと心のなかに大切にしまう サジロで赤ワインをのみながら星の話をしました 「人の出会いもそういうものよ」と、ももさんはやさしく微笑みました 帰り道、夏にみた星空をおもいだしました あの星空は一生の宝物だから何度でも心からとりだして眺めることができます #
by chigusawa
| 2009-06-01 00:00
山の中で 何時間もじっとしてたら 野ウサギがとなりにやってきて さて、わたしのことを 樹なのか動物なのか食べものなのか分からないような顔をしながら フム と言って 仲間のいる方に走っていった わたしは 野ウサギの走りに見とれて ふたたびそこでじっとしていた #
by chigusawa
| 2009-05-22 00:00
ただその声ひとつで 必死に保っていた緊張がほどけて からだじゅうにたっぷりたまった水を塞き止めていた 最後のブロックが簡単にはずされて やっぱり今日も洪水がおこる ここちよい恵みの洪水 正しい答えは正解じゃない 答えはもっとべつの場所にある 冗談ばかり言って空を飛べるのです <木口木版画> #
by chigusawa
| 2009-05-21 00:00
目に見えぬ詩集 たとえば― 飛んでいる蝶を指して この蝶をあなたに捧げます というだけでいいのだ あるいは― 澄みきつた秋空を見あげて この空は私たちのもの と宣言するだけでいいのだ それとももつとつつましく ラッシュアワーの街の真中に立止まり 黙つて潮騒に耳をすます それだけのことでいいのだ 目に見えぬ詩集の頁を 開くためには ―谷川俊太郎― 休みの日のゆったりした午後、 あるいはふらりと立ち寄った本屋さんで、 詩を読んでもらうのがすきです 私は耳と心だけの生きものになって 静かに詩を体験します そして それらについて、話をする時間がとてもすきです この詩は、こないだのそんな午後に 私がいいなと思った詩です #
by chigusawa
| 2009-05-21 00:00
びろびろバーおばけ右の天井から なめらかに参上 びろびろバ〜っと舌をだして そこらじゅうに散らかっていたわたしの洋服ぜんぶたべた 飲みかけのジュースも 書きかけの手紙も 隠してたヒミツも ちいさな嘘も ほこりのたまった宝箱も ぜんぶたべた 裸のわたし いままでで一番いい声で歌えた びろびろバーおばけ左の天井へ 颯爽と消えてった #
by chigusawa
| 2009-05-12 00:00
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